ぺんくんブログ
アドラー心理学

過去や未来について考えてる人へ伝えたいこと

どーも、ぺんくんです。

今回は、“今”をキーワードにみなさんにアドラー心理学などをご紹介していきたいと思います。

私は、過去のことを悔やんでいたときがありました。なぜあのときあんな行動をしてしまったのか、あのようなことがなければ…などなど。

ずっと過去ばかり見ていたらキリがないんですよね(^_^;)ずっと負のままの気持ちですし…。

しかし!

ずっと過去を見てきた私でも、”今”を大事にしながら生きていくことが出来ました。

また、未来ではなく”今”を見ることにより、自分が”今”やるべきことも見つけることが出来ました。

なぜ私が“今”を大事にしながら生きていくことが出来たのか。

これについて触れながら、みなさんに“今”をキーワードにしたアドラー心理学をご紹介していこうと思います。

ということで!

“今”をキーワードに、過去や未来を考えている人に伝えたいことをご紹介していきます!

過去や未来を考えている人へ伝えたいこと

楽観的であれ

楽観的であれ。過去を悔やむのではなく、未来を不安視するのでもなく、今現在の「ここ」だけを見るのだ。

ダイヤモンド社「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる 100の言葉」より引用

アドラーは、勇気ある人は楽観的で「今現在」に集中していると言っていたそうです。

ちなみに楽観的とは根拠と準備があり、また肯定的に行動する人のことをいいます。

私は初め、なぜ勇気ある人は楽観的と言えるのだろうと理解することが出来ませんでした。

ですが今は、この言葉を理解することが出来たかもしれません。

前の自分は、過去を悔やんで未来を不安に思っていた時期がありました。あのときこうしていれば良かったな、将来大丈夫なのかな…と。

しかし“今”この瞬間をみていくうちに、これをやるべきだ!と思うものがあり、それを今実践中です。

私は“今”やるべきものを見つけ、なんだか自分に勇気を持つことが出来たように思えます。

自分に勇気を持つことが出来たように思えてからは、“今”自分が出来ることはなんだろうと考えることが多くなり、徐々に楽しいと思える時が増えていきました。

そして、過去を悔やんだ時期があったぶん、これ以上過去を悔やまないように自分を信じて行動していこうと前向きな考えをすることが出来ています。

楽観的になることにより、自分に勇気を持つことが出来る。と私は実感しました。

アドラー心理学の”楽観的であれ。”は、『自分自身を勇気づける』のほかに『幸せへの第一歩を踏み出せ』というメッセージもあるかもしれません。

自分を責めすぎない

「いつもどうして自分だけ…」

「あんなことをしなければ…」

と生きていく中で思ったことありませんか?私はあります(笑)

しかし、アドラー心理学の中には

できない自分を責めている限り、永遠の幸せになれないだろう。今の自分を認める勇気を持つ者だけが、本当に強い人間になれるのだ。

ダイヤモンド社「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる 100の言葉」より引用

とありました。

アドラーは、ダメな自分を受け入れることが必要と伝えていました。ダメな自分を受け入れることにより本当に強い人間になり、幸せになれる。と。

アドラー心理学、なんて深いのだろう…。

「なぜ失敗するんだろう」と悔やむばかりではなく、その失敗をバネにして次回に繋げていくことにより、いつの間にか自分を責めることが減るかもしれません。

そして、いつの間にか強い自分になっているかもしれません。

1つ目のアドラー心理学でご紹介したように、”今”を見てみてください。

『あのときは失敗してしまった。でも次はどうしたら成功するだろうか』と失敗と向き合うことによって、幸せへの第一歩を踏み出すことができ、未来を不安視することがなくなるかもしれません。

※私の体験談※

過去は過去でも大事な過去があると思います。忘れられない過去が…。

実際、私がそうなんですけどね(^_^;)

忘れられない過去…。

私は…あることが人生の中での楽しみでした。

しかし、当時の私は自分に自信を持つことが出来ず、その楽しみを自ら手離してしまいました。

それからの私は、ずっと悔やむ毎日でした。どんだけ泣いたことか…。

しかし、時が経つにつれ、私の他にも忘れられない過去がある人たちがいるということに気が付きました。

その人たちは忘れられない過去を悔やむのではなく、”今”誰かのために役に立つことを実践しています。

そのことに気付き始めてから、私にも誰かの役に立つことが出来るかもしれないと思いました。

これこそが、アドラーが言っていた『共同体感覚』というものなのかなと思いました。(後程、『共同体感覚』についてお話ししますね)

過去だけではなく”今”この瞬間を大事にしていこうと思ってからは、前の自分には出来なかったことが、今は行動するまでにもなりました。

忘れられない過去…。この過去があるからこそ、”今”の自分でいることが出来ているのかなと思います。

忘れられない過去を思い出すとき、今は悔やむ気持ちではなく、感謝の気持ちに変わりつつあります。

私の話をしましたが、”今”を大事に生きていることにより、新たな発見が出来るかもしれません。

過去を思い出している日々だと、ずっとネガティブのままになってしまいます。

過去ではなく、今を見つめてみてください。

今を見つめていくことにより、過去を思い出したとき、「ありがとう」と言える過去に変わるかもしれません。

そして、未来に対しての不安視が消えていくかもしれません。

経験した過去は誰かの役に立つこともある

人類の歴史もひとりの人間の一生と同様、劣等感とその解決の試みの歴史と見なすことができる。

宝島社「アドラー100の言葉 人は今すぐ幸せになれる」監修 和田秀樹 より引用

先ほどの※私の体験談※に出てきた『共同体感覚』、この言葉はアドラー心理学によく出てきています。

共同体感覚とは

家族や会社などの共同体に自分の居場所があると思えることをいいます。

黒板の言葉をさらに詳しくみていくと…

①周囲の人は私を援助してくれる=他者信頼

②私は周囲の人へ貢献できる=自己信頼

③(その結果として)私は共同体に居場所がある=所属感

ダイヤモンド社「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる 100の言葉」より引用

3つ目のアドラー心理学はこの共同体感覚を含みながらお話ししていきますね。

どうして自分ばかり悔やんでいる過去、ツラい過去があるのだろう。と思っている人、そんなことないんです。

誰にでも悔やんでいる過去、ツラい過去があるんです。

しかし、その悔やんでいる過去、ツラい過去をバネにし、自ら行動をし他者へ貢献している人たちがたくさんいます。

過去ばかり見るのではなく”今”を見ることにより、”今”誰かのために役に立つことは何なのか考えることが出来ると思います。

そして、未来をみるよりも今のうちに行動を起こしていく。

そうすることにより他者へ貢献でき、共同体感覚というものも実感出来るはずです。

悔やんでいる過去、ツラい過去が、将来誰かのために役に立つときがくるかもしれませんね。

過去も未来も考えなくてもいい

私は様々な場所で、病気を抱えている人たちにお会いすることがあります。(介護職場で出会う高齢者とはまた別な人たちです)

そんな人たちからある言葉を必ず聞きます。

未来を考えてもどうすることも出来ないから、今出来ることをやっていく。

いつどうなるかわからないからね。

今を大事にしていたほうが、生きている意味がある。

と。いろんな人たちから同じ言葉を聞き、私は”今”という時間は本当に大事だなと心の中で感じました。

また、何回かご飯などに行くことがありますが、暗い話は全然出てきません。

私の家族も病気を抱えていますが、「今が幸せならそれで十分」と帰省する度に話しています。

“今”がどれだけ大事なのか、私は身近な人たちに教えてもらいました。

みなさんに伝えたいこと

ここまで“今”をキーワードにしたアドラー心理学などをご紹介してきました。

悔やんでいる過去がある人、ツラい過去がある人、たくさん落ち込んで、たくさん悲しんでいいと思います。

未来について考えてる人、不安な気持ちになっているかもしれません。

でも、たくさん落ち込んだぶん、たくさん悲しんだぶん、不安な気持ちになっているぶん、“今”をみてみてください。

”今”をみることにより、自分と同じ気持ちの人がいるかもしれません。誰かの役に立つことがあるかもしれません。

“今”を大事に生きていると、悔やんでいる過去やツラい過去を思い出したとき、また、未来を考えてみたとき、少しでも前向きになっていると思うのです。

“今”をみるまでに時間かかってもいいんです。無理に”今”をみて!とも言いません。

ただ…”今”をみるまでに時間がかかったぶん、次は”今”をじっくりみてください。きっと何かが見えてくるはずです。

何かが見えたとき、きっと誰かの役に立つことが出来ると思います。

そのとき…きっと、自分に勇気を持てて強い人間になっているはずです。そして、前に進めているはずです。

そう思えるようになったとき!たくさん自分を誉めてあげてください。

過去や未来ばかり考えるのではなく、”今”を大事にする。

この言葉を頭の片隅に置いてもらえたらなと思います。

“今”という貴重な時間にブログを読んでいただき、ありがとうございました!

ではまたお会いしましょう(´ω`)♪

このブログを読んだことにより、忘れようとしていた過去を思い出させてしまったら、ごめんなさい。

でも、どうしても悔やんでいる過去がある人、ツラい過去がある人に、

“今”をみることによって少しでも前に進めるよ。

ということをお伝えしたかったのです。

“今”を大事にしながら一緒に生きていきましょう。